多くの人は食の安全を心配し、産地はどこか、 無農薬かどうか、添加物が入っていないかと気を配っていますが、サプリについてはそれほど気にしていないようです。
残念ながら粗悪な原料や製造方法で作られたサプリメントも存在することを考えると、同じ目線でサプリを選ぶ必要があるのではないでしょうか?
ここでは、安全なサプリを選ぶための6つのポイントを取り上げ、これに基づいたおすすめランキングをご紹介します。
❶ ISO認証
ISO(アイエスオー)とは?
本来はスイス・ジュネーブに本部を置く非営利法人である国際標準化機構のことです。
一般的には、このISOが定める「ISO規格」のことを指します。
蜂の子サプリによっては、ISO22000の認証を取得した工場で製造されています。
ISO22000とは、ISOが定める食品安全に関するマネジメントシステム規格です。
このISO認証を取得していることは、安全なシステムで製造しているという証明になるんです。
❷GMP認証
GMPとは?
品質の優れた医薬品を安定して製造するために定められたシステムのことです。「異物による汚染をなくす」「工場や作業員の衛生状態を管理する」「一定の品質保証をする」という3原則に基づいています。
「GMP」は、Good Manufacturing Practice の略で、適正製造規範と訳されます。
製薬業界では医療事故防止のためGMPは必須ですが、サプリには今のところ義務付けられていません。
それでも、サプリは野菜や魚介類をそのまま摂取するのに比べてはるかに健康に影響を与える食品です。
そのため、工場によってはGMPに基づきサプリを製造しています。
特に濃縮や混合などの製造工程で、製品の成分量にバラつきが生じたり、汚染により有害物質が混入したりする可能性があるため、厚生労働省は、下のGMPマークを目印に健康食品を購入するよう国民に呼びかけています。
GMP認証を行っている2つの法人
GMP認証を受けたサプリは、下のマークが目印
公益財団法人 日本健康・栄養食品協会
健康食品業界にまだ浸透していないGMPの普及に重点を置いて認証を行っている。
一般社団法人 日本健康食品規格協会
審査を外部委託している。定期監査や認証期限もあり。こちらの方が厳しい認証を行っており、米国のGMPに近い基準で審査している。
日本では健康食品についての定義が法的になされていないため、その審査&認証が公的機関によってではなく、健康食品会社で構成されるこれら2つの法人によってなされています。
つまり、それらの法人による審査&認証を受けるサプリ製造元は、その法人自身の構成員でもあるのです。
ですので、審査や認証を厳しく行うのは難しく、そのため、その認証による保証にも一定の限界があるのも事実です。
サプリによっては、GMPの一部をカバーしたHACCP(ハサップ)の認定を受けています。
❸安全・安心マーク
私たち消費者は、製品のラベルに書かれていることを信頼してサプリを購入しています。
万が一、ラベルの情報に偽りがあったとしても、 なかなかそれを見破ることはできません。
NPO法人 日本サプリメント評議会は、
- 原料と製造工程の安全性
- ラベル表記の正しさ
- 科学的根拠の有無
について審査を行い、衛生試験や成分分析などのデータにうそ偽りのないことが確認された製品を『安心安全サプリメント』と認定しています。
サプリメントは、消費者に対するメーカー側の情報開示が浸透していないため、「安ければ売れる」「高ければ効果があるかのように消費者は勘違いしてくれる」などの考えでサプリメントの製造や販売が行なわれているケースもあります。
そのような状況を少しでも改善し、優良な製品とはどのようなものかを消費者に伝えるために、消費者に優良製品の情報提供を目的とする活動を行なっています。
出典:NPO法人 日本サプリメント評議会
❹産地の表記
産地・加工先の表記の有無は、その製造元の消費者に対する誠意の度合いを量る1つの目安と言えます。
産地の表記のない蜂の子サプリも数多く存在します。
❺お客様センターの対応
サプリは、人の健康促進を目的として作られていますので、これについて真剣に取り組んでいるメーカーのお客様センターの対応はしっかりしているはずです。
気になる方は、添加物はどのくらいの量を入れているのか等について尋ねて対応を確認するのも良いと思います。
❻添加物にも注意を
自分のこだわりのサプリを飲んでいる人は多くいますが、サプリの優れた働きばかりを気にして、添加物に気を配る人は少ないようです。
でも、カラダに良かれと思って毎日飲み続けるものだからこそ、必須ではない添加物の入ったサプリは避けるべきだと言えるでしょう。
人工の添加物は安全上、問題ないとされてはいても以下のようなリスクがあります。
- 肝臓に負担をかけたり、ホルモンバランスを乱したりする
- 添加物どうしの組み合わせによる反応で未確認の有害物質が発生する可能性も否定できない
単に見栄えを良くするためなど、必須でない添加物の入ったサプリは、できれば避けた方が安心です。
主な添加物の目的と安全性:
種 類 | 名称 | 目的 | 詳細 |
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滑 剤 | 二酸化 珪(ケイ)素 | 粉をサラサラにし、鋳型に くっつかないようにする | 赤ちゃん向けにはリスクがある物質だが、大 人は健康を損なう恐れはないとされている |
乳 化 剤 | アルギン酸 ナトリウム | カプセルの中身の約6割は 油で、これに配合成分を均 一に混ぜて品質安定化する | 添加物として適切に使用される場合、 安全性に懸念がないと考えられている |
グリセリン脂 肪酸エステル | 使用に制限がなく、安全上の指摘はない |
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ショ糖脂肪 酸エステル | 発がん性、肝臓への悪影響、胎児の染色体異 常が指摘されている |
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酸 化 防 止 剤 | ビタミンC | 品質改良 | 原料に遺伝子組換のジャガイモやトウモロコ シを使用していることが問題視される場合が あるが、基本的には含有量は少ないため、 すぐに人体への影響はないと考えられている |
着 色 料 | カラメル | 見栄えを良くする | カラメルⅢ・Ⅳは、製造される過程で、発 がん性のある化学物質が生成される。妊婦や 子供は摂取を避けたい |
酸化チタン | 大量摂取で発がん性、合併症、アルツハイマ ーの恐れがあるが、添加物のため多量摂取の 心配はないとされる |
安全な蜂の子サプリはこれ!おすすめランキング
以上の6つの点を踏まえ、安全性の観点からおすすめの蜂の子サプリを紹介します!
商品名 | 山田養蜂場 酵素パワー 31日分 | リアルメイト ハチの子800+ 30日分 | オーガランド 蜂の子 90日分 | 蜂の子 革命 90日分 | DHC 蜂の子ロイヤル 30日分 | シードコムス 蜂の子 90日分 |
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ISO | ○ | × | × | × | × | × |
GMP | ○ | ○ | ○ | △※ | ○ | × |
安心マーク | × | ○ | × | × | × | × |
蜂の子 産地表記 | ○ 中国 | × 表記なし | × 表記なし | ○ 中国 | × 表記なし | ○ 台湾 |
主な 添加物 | 植物由来 産地表記あり | カラメル | 微粒二酸化 ケイ素 | カラメル 微粒二酸化 ケイ素 | 酸化チタン 酸化防止剤 乳化剤 微粒二酸化 ケイ素 | カラメル 微粒二酸化 ケイ素 |
最安値 | ||||||
その他 | 1,000円引 | クーポンで|||||
公式 サイト | - |
※ △受託製造している富士産業株式会社は、 静岡県ミニHACCP(GMPを部分的にカバー)承認を取得しています。